2021年のまとめ

今年もあと少しになってしまった。PCハードで購入したものを振り返る。

Deskmini A300 その1

家内のメインPCだが、ほぼ素のままだった。クーラーとSSD、メモリをパワーアップさせることに。2400Gがクーラー交換時に万一壊れた場合、替えのAPUが乗っかる様にBIOSの更新もかける。

クーラーはnoctua NH-L9a-AM4にした。手先が非常に不器用なので、グリスがまともに塗れるのかも不安だったが、実際にはすっぽんも無くグリス塗り・ネジ止めも問題無し。メモリも2400の8+8GBからネイティブ3200の8+8GBに変更。一部のベンチが上手くまわらなかったので、少しクロックを下げた。

Deskmini A300 その2

家内のPCから交換されたパーツを見て「これ本体とCPUあればもう一台作れちゃうんじゃない?」ということで購入。Windowsを入れるわけではないので比較的安かった2400Gにする。SSDは120GBのSATAに。ゲームをやるわけではないがUEFIで一応グラボに4GB割り当て。環境引越しで少し手間取ったものの、致命的な問題は無い。12GBのメインメモリではAndroid Studioも快適。KDE環境がメインだが、HP Chromebook x360 12bでのリモート用にXfce4も入れておく。

ALLDOCUBE iPlay40/Smile 1

これまで10インチタブレットはMediaPad T3を使ってきたが、ROMの16GBは今のご時世ちょっときついので、RAM 3GB/ROM 64GBを最低ラインにして探した結果、ALLDOCUBE iPlay40をチョイス。UNISOC t618でRAM 8GB/ROM 128GB、Android 10と自分にとっては十二分なスペック。中華タブレットだが技適もついている。フィルムはついていたが、貼り替えで轟沈したので素で使ってはいる。今年のベストバイだった。

ALLDOCUBE Smile 1はこれまで使ってきたQua Tab PXの後継として購入。Android11/RAM 3GB/ROM 32GBで技適もある。Qua Tab PXの解像度を1920×1200→1280×800相当に落として使っていたので解像度の低下は(設定上は同じということもあり)気にならなかった。充電は癖があるらしく手持ちのPD充電器ではUSB C to Cでの充電が出来なかった。USB A to Cでは問題が無いので相性なのかもしれない。

トラックボールマウス2種

Digio2 MUS-TELF132BKERGO M575を購入。

Digio2は最初ボールの引っ掛かりが気になったが、親指に力を入れ過ぎていたようで、意識して力を抜くようにしたら快適になった。クリック音はとても静か。ホイールはカチカチ止まるタイプではないので、慣れが必要かもしれない。

ERGO M575は非常に快適。背面の切替ボタンでUSB無線とBluetoothを切り替えられる。USB無線はDeskmini A300、BluetoothはHP Chromebook x360 12bで使うことにする。ホイールを人差し指で回すか、中指でそうするかはまだ試行錯誤中。中指の方が楽だが、前述のDigio2も併用しているので意識して切り替えないとかも。

どちらもカーソル操作は非常に楽だ。もっと早く購入すべきだったのかも。

HP Chromebook x360 12bを購入した。

前から欲しかったChromebookだが、正直情報が少なすぎて手を出しづらく、2ヶ月ぐらい購入を悩んでいた。

8月中旬に意を決してHP Chromebook x360 12bを購入したので、いろいろ書いていく。

キーボードについて

キーボードは日本語配列。右側が少し窮屈ではあるが慣れる範囲。DeleteAlt+BackSpaceなのだが、慣れないうちはその上のLockを押してしまう。Lockは長押しでないと機能しないので打ち間違いをしても大事には至らない。またAltのつもりで英数を押してしまうのがまだある。
注意点は、ChromeOSのショートカットが物理的に英語配列のままということ。日本語配列では検索+@と、検索+[のようになっている。ここらへんは慣れるしかないかな。

Chrome+α

ChromeはほぼPC版と変わらない。実際に使っているとWebブラウジングはキビキビ動く。アプリはChromeアプリとして動く。テキストエディタとしてはCaret Modを使うことにする。後述のLinux上でのファイルも編集できる。Windowsではタスクバーは隠す主義だが、シェルフは常時表示させている。画面が縦に広いので常時出していても気にならない。

Linuxマシンとして

実は一番気にしていたのはキーボードショートカットがChrome側で取られて、Ctrl+W等が、まともに使えないのではないかというのが一番の心配事だった。結論から言うとほぼ問題なく使える。Linuxの標準のターミナルではAlt+19以外はほぼ問題ない2020年10月末時点では、Alt+19も問題なく使えるようになった。なお、ChromeアプリのSSHであってもフルスクリーンなら普通にCtrl+N^N扱いされる。

コンテナ上でのメモリはhtopでは2.7GBぐらいが認識されている。ただメモリ使用量は現実に即していないと思われる数値が返ってくる。CPU使用率はそれなりに正しい数値か。swap自体はChromeOS側で設定が出来る。初期値は5GBのようだ。

Android Studioは普通に動くし前より快適に動く。 Visual Studio Codeも問題ない。

最初は標準のターミナルを使っていたが、fcitx日本語入力との兼ね合いで、最近はKonsoleにした。Konsoleにしたのは、Aspire Switch 10eでKDEを使っているからだ。標準のターミナルではAlt+19がChrome側で取られるのだが、Konsoleならそれもない2020年10月末時点では、Alt+19も問題なく使えるようになった。

64GBのストレージのうち、28GB程度を割り当てた。容量を確保するために、非実行ファイルはmicroSDに問題ない範囲で実体を入れ、それをシンボリックリンクで参照するという多少邪な方法を使う。なお、コピーしたmicroSD側に実行権限はつけられないので、実行ファイルは単純なコピー以上の意味はない。

LinuxにmicroSDをマウントしておくと、ChromeOS側での認識しているLinux容量にカウントされる模様。

Android端末として

ChromeBookで面白いのはAndroidのアプリが動くということ。一部アプリは動きにが不安ではあるものの、普通に動くものが多い。ゲームは流石に3D系のものは重いが、設定を落とせばそれなりに動く。テーブルやRPGあたりだと動きも悪くない。むしろ1,366×912と画面の縦横比がAndroid端末としては3:2と特殊なので、レイアウトの違和感を感じることもある。

それ以上にキーボードが普通に使える方が大きい。タブレットモードがあるので、かなり重いがタブレットとして使えなくもない。もっとも、タブレットとして使うならそっちを使ったほうが楽だ。

いわゆる野良アプリは開発者モードにしないとインストール出来ない。インストールをすると野良アプリが入っている旨がロック画面にいちいち出るので、Power Washで初期化して今は入れていない。スマホやタブレットをつなげて、そこからadbなりAndroid Studioなりで入れるのはLinuxとして出来る。

2020年8月中旬までの振り返り

今年はいろいろ大変な年ではある。

Aspire Switch 10eにUbuntu 20.04とKDEを入れた

普段遣いはほぼAndroidで賄っているが、Windowsを使う必要があるときはどうしてもある。

自分が今使っているWindowsマシンはAspire Switch 10eであるが、今のご時世Windows 10は2GBじゃ辛いし、ましてや32bit版だ。淘汰されるのが目に見えている。自分がWindows10で使っているのはAndroid StudioとVirtualBoxの中のUbuntuばかりで、Windowsを使っている意味があまり無い…。

というわけで、外付SSD 500GBにUbuntuを入れて運用してみることにした。

こいつ自体は64bit OSに対応しているもののUEFIは32bitなのでUbuntu Serverインストール後に32bit版EFIだけtty2からインストールし直す。最初はxfce4を入れたが、KDE 5 plasmaの軽さを確かめたく入れてみる。KDEも普通にあっさり動いて拍子抜けした。使用メモリも500GBぐらいと予想以上に少ない。内蔵無線LANもしっかり認識されている。

Android Studioは初期設定に戸惑ったが、あとはすんなり。ビルド時間が4分から40秒に短縮したのはうれしい。これはWindowsではmicroSDでやっていたのがSSDに変わった、というのが大きいのだろうが。

fcitxを入れていたが日本語入力で取りこぼしが発生してストレスがたまったのでuimに変更した。今のところ発生していないので良しとする。システムバーに表示したかったので、gitソースからビルドした。

microSDは最初読取り専用だったのだが、boot optionの変更で書き込み可能にできた。パーティションを再分割してemmcにインストールした。SSDから速度がガタ落ちするかとも思ったが、意外とそうでもなかった。後述するChromeBookのサブとして使っていくことにする。

auからUQ mobileへ

長らく使っていたauをついにUQ mobileにMNPした。回線自体はau網なわけだし、データ通信での使用感は既に経験済なので、あまり不安はなかった。機種はOPPO A5 2020にした。

OPPO A5 2020は6.5インチ。でかい。そしてやはり190gは重く感じる。EveryPhone ACよりは軽いしが3台持ちすると流石に重さを感じる。

操作自体は癖が強い部分もあるが総じて優秀。

 

HP Chromebook x360 12bを購入した。

2ヶ月ぐらい悩んでいたのだが意を決して購入。別途まとめる。

2019年11月の近況

一年近く書けてなかった。

ベイスターズが97年以来22年ぶりの2位

優勝した98年からでも21年ぶり。5月には借金11もあったわけで、そこからの2位は大躍進と言っていいだろう。残念ながら優勝こそできなかったけど、来年も期待したい。

GNU nano関連

公式GNU nanoが4.5になった。

3.0からGNU nano本家のオプションやキーバインドがかなり変更されている。批判が大きかったのか、一部は元に戻った。

自分の環境ではjustifyやlinterとかspellerの類は使わないので、M-Jをツーストロークに割り当てて、その中に押し込むようにしている。

私家版nanoの変更

今のメイン環境はTermuxを日本語フォント幅に対応させて、モディファイアキーを[Ctrl]+[Alt]から[Ctrl]+[Shift](+[Win])に変更したものを使っている。逆方向スクロールが妙に遅いので少しでも快適にすべく折り返し部分の処理を出来る範囲で高速化した。

またはsyntaxを一時的に変更したい時があるのでM-^Yで変更出来るように実装。

購入したもの

去年から購入したものをいくつか。

Huawei P20 lite

Qua Phone QXの購入から1年経ったのでHuawei P20 liteを購入した。自分にとっては初めてのAndroid 8.0(当時。現在は9.0)端末であり、USB Type-C端末になる。

Huawei自体は既にMediapad T3 10で使っているし、Android 8.0/9.0で操作が大きく変わったわけではないので、混乱することはあまりない。一番の懸念事項であった所謂ノッチも使っていてその気にならない。横画面だと私家版SKKの表示が見切れるので少しマージンを持たせることで対応した。

Asrock deskmini A300

家内のPC買い替えをする際に見つけたので家内を説得して購入。非常にコンパクトながらRyzen 3 2400Gが載っかる。良い時代になったもんだ。

1からの自作は初めてだったが、特に問題無く組み上げることが出来た。少しクーラーが耳障りだが、許容範囲。

E3-BKY1

某店で激安価格だったので即買い。カバーがかなり荒れていたのでビニールテープで補修したところあまり気にならないレベルにはなった。

OWL/BTKB-7801と違いは右[Win]が[ひらがな]になっていること、USB接続に対応していること、バックライトを搭載していること。バックライトは3色2段階の変更が可能。ちょっとキーが汚れ易いが使い分けをしていくかな。

dtab d-01j

これも某店で激安だったので即買い。状態もかなり良かった。Android 6.0だったのでAndroid 7.0にアップデートする。ほぼ同じサイズのQua Tab PXと比較すると実にきびきび動く。色合いは鮮明だとちょっと青が強いので、標準にした。

ストレージの容量が16GBではあるが、adbでmicroSDを内部ストレージ化することで対応する。Mediapad T3/T5もそうだが内部ストレージ化したmicroSDへのアプリインストールは出来る(ものが多い)が、本体からの移動は出来ない。昔のバージョンでのmicroSDへの移動可能かどうかに依存するらしく一部アプリは本体にしかインストール出来ないが、だいだいのアプリはmicroSDに逃がせるので良しとしよう。

9月の近況

まだCSの可能性はある。頑張れベイスターズ。

GNU nanoが3.0、3.1になった。

GNU nano 3.1が公開されている。その前の3.0ではASCIIの処理が高速化された。また、いくつかのキーバインドが変更されている。

3.1はバグフィックスが主で大きな変更はあまりない。今回の修正レベルだとv3.0.1でも良さそうだが、3.0からバージョニングの取り方が変ったのかもしれない。

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