Google日本語入力のローマ字定義Tips その3
例えば「/」の数によって、出力する文字を変えられる。
[/]×2で「‥(二点リーダ)」、[/]×3で「…(三点リーダ)」を出すには
[/]の数で入力する文字を変える。
入力 出力 次の入力 / ・ ・/ ‥ ‥/ … …/ ‥‥ ‥‥/ … ‥
とかすれば良い。まぁ、[Z][,]とかで出したほうがいいという話もあるけども。
Google日本語入力のローマ字定義Tips その2
google日本語入力のローマ字定義の「入力/出力/次の入力」は半角/全角を区別するようだ。
だから、半角側で「kf/あ/」の定義はそのままに、「ld//¶」で英数モード、「¶k//k」「kf/k/f」で英数モード継続、みたいな変態的な定義も可能だったりする。
前回のエントリで「ld」で英数モードにしたときに、[BS]を2回押さないといけない問題が、これで解決。
もっとも、厳密な意味での英数モードではないので、[F9]/[F10]押下してしまうと「aaa」が、「ldaaa」になってしまうのは仕方ないか。
個人的には[F9]/[F10]を押すのはできるだけ避けたいので、こっちの方が好みだったりするんだよな。
Google日本語入力のローマ字テーブルTips
知っている人には今更なネタではあるのだけど、Google日本語入力のローマ字定義テーブルはかなり柔軟な定義ができる。
入力・出力・次の入力を組み合わせることでいろいろなことが出来る。
なお、基本設定する英数文字は本来小文字だが、可視性のため、ここでは大文字で表示していることに注意。動作はGoogleJapaneseInput-0.12.410.100で確認。責任はとらないので使用は自己責任で。
月配列でDシフトやKシフトの二度打ちを無効化したい。
以下のように定義。 出力には何も入れないのがポイント。
DD→D、KK→Kとすることで、キーリピートしても問題ないようにする。
入力 出力 次の入力 DD D KK K
月配列濁点前置シフトでKLシフトとLKシフトを統一させたい。
これも前述のように、次の入力に設定。例えばKLでもLKに統一するのであれば、以下のように定義。
KLシフトはLKシフトとする。
入力 出力 次の入力 KL LK
月配列濁点前置シフトでLDシフトで英数を連続して打つようにしたい。
次の入力に設定することで、連続したモードで打てるようにはなる。もっとも、下記設定だと終了時に[BS]2回押さないとなので、使いどころに困る設定ではあるのだが。他のTipsと組み合わせるといいかも。
LD+英数で連続した英数を打てるように。
入力 出力 次の入力 LDA A LD LD B LD 略 LD Z LD
月配列で濁点後置で入力したい
実は次の入力に設定する文字は別に英数でなくても構わない。以下のように設定していくことで濁点を後置にすることが可能。なお、次の入力ではなく、出力に設定してしまうと、「そ゛」になってしまうみたいなので注意。
Qで「そ」、QLで「ぞ」を出力する設定。他も同様に設定。
入力 出力 次の入力 Q そ そL ぞ
定義ファイルを作ってみた。
ローマ字テーブル定義改良
自分が定義したテーブルでは「kkka」って入力したときに「kkか」ってなってしまっていた。
これを「kっか」ってしたい。
日本語入力時に子音を連続させたい – Google 日本語入力 公式ヘルプフォーラム
によると、入力ルールに「kkk→k/kk」とすれば良いとのこと。
早速、自分のローマ字テーブルに追加して反映。
これでさらに入力が快適に。
グーグル、Google日本語入力をオープンソース化ですか
WinXPではもうほとんどGoogle日本語入力での入力で、MS-IMEは対応していない時にイヤイヤ使うぐらいです。
Google日本語入力がLinuxで使えるようになるとありがたいんだけどねぇ。と思っていたら、オープンソース化ですか。
グーグル、Google日本語入力をオープンソース化
ウェブデータから自動抽出された大規模語彙データが含まれないみたい。日本語入力は辞書の優劣が決め手となる部分もあるだろうから、これがどうなるか注目しておこう