Operaの利用近況とlinux版Operaを入れてみる
Operaは26あたりから、Opera Syncがようやく使えるレベルになってきた。
Android版は現状ではBeta限定ではあるものの、PC/タブレット/スマホでブックマークが使い回せるのはやはりでかい。ただ、スピードダイヤルとブックマークバーに登録しているものはAndroid版は拾ってくれないようだ。これが正式版でも使えるようになるとうれしいのだが。
Virtual Boxでlubuntuのアップデートを行った。linux版Opera Developerも入れることにする。例によってflagsで有効化。スピードダイヤルは共有されなかったけど、それ以外はすんなり。
Opera24 developer
最近はblink版Operaを通常のブラウザとして使っている。Opera22 stableをメインに使っているが、Opera24 developerでは2つのアップデートがおもしろいと思った。
1つはプライベートウィンドウ。ウィンドウの枠が通常のものよりも多少暗くなっている。枠が暗くなるのが意外だった。
もう1つはタブのプレビュー。Opera9あたりからあった機能が復活。一瞬画面が暗くなってプレビューが表示されるようだ。最初何が起きたのかわからず吃驚してしまった。
Opera15はOperaになれるのか
Opera15が昨日正式版になったので、ひとまずスタンドアロンとしてインストールを行う。
前にも書いたが自分からするとこのOpera15はChromeだ。少なくとも「Opera12の代替」として使えるものではない。
ここで一つ断っておくと、自分はPresto信者ではない。一般ユーザからすれば見たいページが正しく、そして速く表示されればそれでいい。
気になっているのは、今のOpera15はOpera12に比べてないないづくしだ。
ざっと思いつくだけでも、MDI・Opera Link・Opera Mail(M2)・パネル・メモ・細かいメニュー設定・フォント・外観配色の設定・マウス/キーボードショートカットカスタマイズ・ユーザスタイル選択・ウィンドウ幅で表示等々、とOperaならではの機能が軒並み削除されている。ブックマークは代わりにスピードダイヤルを使わせたいようだし、Opera Mailは別ソフトとして提供されたので再統合は絶望的だ。
今のOpera15はOpera社が「ちょっと自社カスタマイズしたChromiumを出してみました」という風に取られても仕方ないと思う。それならメジャーなChrome使いますよ、って大半のユーザが判断するのは自明だ。
Opera15はOperaがOperaたる理由を自ら捨て去ってしまった。旧来から使っている人は「OperaがOperaだから」使っている人も多いわけで、そういう人からすれば、Opera15はOperaであるとは思わないのではと思う。
自分がレンダリングはBlinkでもいいのでOpera12と同じUIレベルで動くOpera15が欲しいのだけども、見込みは薄いだろうなぁ。
Opera 15/Opera Mailを使ってみる
Opera15のインストールを行なってみた。
Opera6あたりから使っていた身からすると、これはChromeだ。従来のOperaらしさは殆ど感じられない。
サイドバーがないのはChromeでもそうなのだけど、Operaとして考えると結構マイナスなんじゃ。わざわざ他のメーラ立ち上げたり、Twitterクライアント使わずにOperaの中で完結できるのがOperaの大きな魅力の1つだったと思うんだけどな。
Opera Mailもインストールしてみた。こっちは今までのOperaからメールUIだけを抜き出した感じ。Operaユーザとしては馴染みやすい。個人的に辛いのはURLクリックで立ち上がるブラウザをOpera Mail側で選べないところか。
Android版のOpera最新版にも触れておくと、あれもOperaの名前をつけたChrome。使い勝手はよろしくない。幸いにも旧版はOpera Classicとして出たので今はそちらを使っています。
旧来のOperaファンはどんな思いでこのOpera15を見ているんだろう。