GNU nano 2.7.0をAndroid用にコンパイルした。

GNU nano 2.7.0が9/1にリリースされている。

大きな変更は二つ。一つはShift+で範囲選択が出来るようになったこと、もう一つはGNU nano標準でターミナルの行数/列数が非常に小さい値を返すような場合に対応したこと。

前者はキーボードで選択するのが楽になったはず。Android Terminal Emulator(ATE)上では物理キーボードでないと恩恵が少ないかもだが。

後者は対応する意味がわからないと思うが、少なくともATE上では発生しうることであった。例えばATOKで文字入力している時に変換候補を上フリックすると、ATOKで全画面表示になるため、ATEの表示領域がなくなるので、2.6.3まではnano.c 697行目の

if (COLS < MIN_EDITOR_COLS || editwinrows < MIN_EDITOR_ROWS)

で引っかかってしまい、nanoが落ちてしまっていた。ここに引っかからないように、事前にCOLSとeditwinrowsを補正したパッチを書く必要があった。今回の2.7.0でそのパッチ部分が不要になった。

2.6.3で書いた他のパッチを適用して、ATE上で動くことを確認。

GNU nano2.6.3をAndroid Terminal Emulatorで日本語を打てるように

8/10にGNU nano2.6.3が公開された。今回のポイントはAlt+3でコメント化ができるようになったことだろう。Ctrl+矢印もそれなりに使い勝手が上がりそうである。

早速Build。一部関数名が違っていたりするのでパッチの修正はそのぐらい。相変わらずglobには対応させていない。

現状、自分がAndroid用にコンパイルしているncursesはja_JP.UTF-8を決め打ちで返すようにしてしまっている。自分が使う分にはまったく困らないのだけど、公開するとなると気が引けているのが実情。

とりあえず、パッチを当てるときに嵌まった点を列挙。

MB_MAX_LENとMB_CUR_LEN

日本語パッチを作ろうとして大嵌まりしたのはこれにつきる。NDKだと1なのよね。マルチバイトまわりをmusl実装で置き換えたときに期待通りに動かなくてかなり悩んだ。

再定義して事なきを得たけど、UTF-8環境では4か6か、どちらで定義するのかという問題がある。

本来5オクテット以上の表現は不正なのだから、4だというのはわかるのだけど、6オクテットまでは例えそれが不正な形式とはいえ、形式上は取りうることができるのだからと言う理由で6で定義。もちろん、それが不正な形式を許容してよいという意味ではない。

もっとも、UTF-8の第1オクテットを見れば、その時点で5オクテット以上になるかどうかはわかるのだから、4で問題ないはずなんだけど。

ttynameとgetpwentとglob

NDKで実装されていない関数。

ttynameはひとまず使わなくてもすむように強制コメント化。

getpwentはなにもしない実装して空ぶらせることに。~userみたいなのはどうせ使わないから、なにもしない実装で困ることはないだろうということで。

globの実装は2.5.3と同様に見送り。2.2相当のファイル指定ができれば、自分は困らないので優先度を落とした。

2016-07あたりの近況

生存報告がてら。

nano 2.5.3日本語対応版パッチ

暫定パッチは出来た。が、肝心のタブレットが故障。環境が回復するまでスマホで確認することに。その後Android 5.1のタブレットを購入できたので、動作確認したらOK。最初PIEにするのを忘れて怒られたが。公開するためにはちょっと手直しが必要かな。

phina.js

phina.jsを使って、タッチ時の移動ルーチンとかを作成してみた。意外とすんなり書けるものだなぁと。ドキュメントも見るけど、どちらかと言うとソース本体を見ながら書いている。JavaScriptの勉強にもなるし。

Windows10のアップデート関連

XPS17をWindows10にアップデート。期限前にギリギリ滑りこませた形。aspire switch 10EはAnniversary updateに。

nano 2.5.3をAndroid Terminal Emulatorで日本語が使えるようにビルドした。

Linux環境でのテキストエディタはメインにnanoを使っている。jedも併用してるけど、nanoの方が気楽ではある。

Androidのターミナルでもnanoを使っているのだけど、通常だと日本語で文字化けしてしまう。日本語を開く機会はあまりないのだけども、文字化けしないに越したことはないので、nano 2.5.3をutf-8に対応させるべく、ソースからビルドしてみることに。予めapt-getでgcc-arm-linux-androideabiを入れておく。

more…

4月に行ったこと

もう4月も終わってしまうのか。

自作テーマの修正

テーマを変更してまずい部分を修正。

Androidの素のブラウザでrangeが期待通り動いていないようなので、暫定対策を行う。あんまりスマートじゃないけどまずはこれで。

Virtual BoxをAspire Switch 10e に導入

Aspire Switch 10e自体が非力なのであまり大きなものは動かせないのだが、それでも検証用のUbuntu Serverは入れた。最初はメインメモリを512MBでセットアップしたけど、swapあるからセットアップ後は256MBに落としてみた。今のところ問題なし。

余談だがAspire Switch 10eはタブレットモードではほとんど使うことがない。ほぼ完全にノートPCとして使っている。キーボードが打ちにくいとそれだけでストレスなのだけど、これは非常に打ち易い。SKKでも快適。

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