2020年8月中旬までの振り返り
今年はいろいろ大変な年ではある。
Aspire Switch 10eにUbuntu 20.04とKDEを入れた
普段遣いはほぼAndroidで賄っているが、Windowsを使う必要があるときはどうしてもある。
自分が今使っているWindowsマシンはAspire Switch 10eであるが、今のご時世Windows 10は2GBじゃ辛いし、ましてや32bit版だ。淘汰されるのが目に見えている。自分がWindows10で使っているのはAndroid StudioとVirtualBoxの中のUbuntuばかりで、Windowsを使っている意味があまり無い…。
というわけで、外付SSD 500GBにUbuntuを入れて運用してみることにした。
こいつ自体は64bit OSに対応しているもののUEFIは32bitなのでUbuntu Serverインストール後に32bit版EFIだけtty2からインストールし直す。最初はxfce4を入れたが、KDE 5 plasmaの軽さを確かめたく入れてみる。KDEも普通にあっさり動いて拍子抜けした。使用メモリも500GBぐらいと予想以上に少ない。内蔵無線LANもしっかり認識されている。
Android Studioは初期設定に戸惑ったが、あとはすんなり。ビルド時間が4分から40秒に短縮したのはうれしい。これはWindowsではmicroSDでやっていたのがSSDに変わった、というのが大きいのだろうが。
fcitxを入れていたが日本語入力で取りこぼしが発生してストレスがたまったのでuimに変更した。今のところ発生していないので良しとする。システムバーに表示したかったので、gitソースからビルドした。
microSDは最初読取り専用だったのだが、boot optionの変更で書き込み可能にできた。パーティションを再分割してemmcにインストールした。SSDから速度がガタ落ちするかとも思ったが、意外とそうでもなかった。後述するChromeBookのサブとして使っていくことにする。
auからUQ mobileへ
長らく使っていたauをついにUQ mobileにMNPした。回線自体はau網なわけだし、データ通信での使用感は既に経験済なので、あまり不安はなかった。機種はOPPO A5 2020にした。
OPPO A5 2020は6.5インチ。でかい。そしてやはり190gは重く感じる。EveryPhone ACよりは軽いしが3台持ちすると流石に重さを感じる。
操作自体は癖が強い部分もあるが総じて優秀。
HP Chromebook x360 12bを購入した。
2ヶ月ぐらい悩んでいたのだが意を決して購入。別途まとめる。
2018年6月〜7月中旬の近況
2018年も半年が過ぎてしまった。
GNU nanoが2.9.8になった。
wrappingやjustifyあたりの改善が主。クォートの閉じ忘れでクラッシュする問題が修正されたとのこと。
なお、一ヶ月ぐらい2.9.8-12で更新が止まっていたが、ここ最近で更新が進んでいる。私家版のとのコンフリクトを解消するときに、tigを使っている。tigやっぱり便利だ。
なお、2.9.8-58でついに^?に単語レベルでの削除が実装された模様。
さくらのVPSをUbuntu 18.04にアップグレードした。
nginx/PHPまわりで一部設定を書き直す必要があったが、基本的にはすんなりアップグレード出来た。
私家版GNU nanoの開発にはgcc4.9を使っていたが、これを機会にclangに変更。そしてgnulibの実装を使わないようにする。gnulibではAndroid用にnanoをコンパイルする際に地雷を踏みまくった(パッチもかなり充てた)ので、極力使いたくないのだ。
Android端末で実装が無いと困るのはglobだが、クロスコンパイルでもmuslの実装を一部修正すれば対応出来るのでgnulibを積極的に使う理由が自分にはもう無い。
gnulibを使わないようにするには、lib/Makefile.inを適当に作成して、autogen.shの代わりにautoreconf -f -s -i
で良い。
Owltech OWL/BTKB-7801を購入した。
折り畳みキーボードが欲しいなということで購入。英語標準配列というのはこの上ない強みだ。そしてカバーが上出来。10インチあたりでも安定して使うことが出来る。惜しむらくはマルチペアリングに対応していないところ。最近はMediapad T3での利用が殆どだからそこまで致命的ではないけど、Qua Tabにするときに繋ぎ直すのが面倒ではある。
Apex Launcherが4.0.0になった。
いくつかの端末で自動に更新が走って大変な思いをした。1端末だけ難を逃れたので、その端末から復旧。自分はそこまで大きなカスタマイズをしていなかったけど、かなり細かいことが出来ただけに、修正は大変そうだ。
nano 2.5.3をAndroid Terminal Emulatorで日本語が使えるようにビルドした。
Linux環境でのテキストエディタはメインにnanoを使っている。jedも併用してるけど、nanoの方が気楽ではある。
Androidのターミナルでもnanoを使っているのだけど、通常だと日本語で文字化けしてしまう。日本語を開く機会はあまりないのだけども、文字化けしないに越したことはないので、nano 2.5.3をutf-8に対応させるべく、ソースからビルドしてみることに。予めapt-getでgcc-arm-linux-androideabiを入れておく。
まずはncursesが必要なので、ncursesをビルドすることにする。
ビルドするにあたっては下記サイトを参考にした。
Compiling GNU Nano for Android at Compdigitec Labs
その後fty_num.cのソースを一部変更。
この時点ではnanoのconfigureを通すのが目的なのでこれ以上の変更はしない。
そしてmake && make install。ncurseswのライブラリが作成された。
次はnanoのビルドにとりかかる。
configureを実行したところ通らないので修正して強引に通す。
android用のライブラリは一部実装されていないのものがある。例えばmblen、mbtowc、wctomb、getpwentはそもそもの実体がないのでリンクの時にエラーが出る。UTF-8の実装はmuslを使うことにする。
ncursesをロケール決め打ちの実装にする。そしてマルチバイト周りをmuslの実装を呼び出すようにして再度ビルド。
次にnano側でmuslのUTF-8の実装をする。getpwentはgetenv(“HOME”)で代用。globはinclude用に使われているので、ひとまず2.2.6相当で読めればなんとかなるからglobを実装から外す。ttynameもちゃんとした実装されていないから、呼び出さなくて良いように変更。
4月に行ったこと
もう4月も終わってしまうのか。
自作テーマの修正
テーマを変更してまずい部分を修正。
Androidの素のブラウザでrangeが期待通り動いていないようなので、暫定対策を行う。あんまりスマートじゃないけどまずはこれで。
Virtual BoxをAspire Switch 10e に導入
Aspire Switch 10e自体が非力なのであまり大きなものは動かせないのだが、それでも検証用のUbuntu Serverは入れた。最初はメインメモリを512MBでセットアップしたけど、swapあるからセットアップ後は256MBに落としてみた。今のところ問題なし。
余談だがAspire Switch 10eはタブレットモードではほとんど使うことがない。ほぼ完全にノートPCとして使っている。キーボードが打ちにくいとそれだけでストレスなのだけど、これは非常に打ち易い。SKKでも快適。
さくらのVPSの環境に手を入れる
この週末でいろいろサーバ環境に手を入れた。
h2o web serverのコンパイル
h2o web serverをgit cloneして、cmakeをかける。opensslとzlibでパスが通っていないと怒られた。結局libssl-devが入っていなかったというオチ。sudo apt-get install libssl-dev
で事なきを得る。
あとは、cmakeも通って、makeも完了。簡単な動作チェックもOK。
ある程度しっかりテストしたら、nginxから切り替えるかも。
WordPressのテーマを作成中
少しばかり自分なりのアレンジを入れたくなって突発的に書き始める。
どうせだから、ページナビゲーションとかも自作しようと、HTML5のinputタグのrangeを使うことに。
Firefoxでも23以降は対応しているのね。
実装済み
- 基本的な部分
- ページナビゲーション
- カテゴリの親子関係考慮した出力
今後のTo Do
- パンくずリスト
- コメント関連
- 単一ページ